広島大・二川教授「乳酸菌に虫歯予防効果あり
乳酸菌が虫歯予防に効果的だという研究結果が明らかになった。大韓保健協会が主催した第15回「乳酸菌と健康」国際学術シンポジウムで22日、広島大学歯学部の二川浩樹教授は、「乳酸菌は虫歯菌の繁殖を抑えるとともに、歯の表面に歯垢(しこう)が形成されるのを防ぐため、虫歯予防に効果がある」と発表した。
同教授によると、乳酸菌(ラクトバチルス・ファーメンタム菌)と、虫歯菌(ストレプトコッカス・ミュータンス菌)を一緒に培養した結果、虫歯菌が90%も減少したとのことだ。また、20歳の健康な女性40人に乳酸菌発酵乳を2週間にわたり飲ませた結果でも、唾液(だえき)中の虫歯菌(ミュータンス菌)の数が減少したという。同教授は、「虫歯菌が歯の表面に容易に溶けにくい細菌膜を形成し、これが歯垢になると歯が腐ってしまう。乳酸菌は、この過程を妨げる効果があると思われる」と述べた。
ソウル大学歯学部のキム・ヨンジェ教授も、乳酸菌(ストレプトコッカス・サーモフィラスとラクトコッカス・ラクティス)が含まれた発酵乳を飲んだ成人と子どもで、口腔(こうくう)内の虫歯菌数が減少したという研究結果を発表した。英リーズ大学のディバイン博士は、「今後は乳酸菌のように人体に有益な微生物を活用し、虫歯や歯茎の炎症を予防できる効果的な方法が開発されるだろう」と語った。
李智恵(イ・ジヘ)記者 朝鮮日報/朝鮮日報2007/08/23 JNSより
院長より一言
二川教授は、私の大学の同窓でかなり以前から乳酸菌と虫歯予防の研究をされてまして、このHPにも、ロイテリ菌ヨーグルトのニュースをのせています。今回のラクトバチルス・ファーメンタム菌(植物性乳酸菌)は、発酵産物に含まれており、通常の乳酸菌の生存限界を超える熱処理後にも生存が認められ、唾液や胃酸にも強く、そのまま腸内に届き、乳酸菌が生産する乳酸によって腸を刺激し、さまざまな免疫力の活性化や善玉菌が増殖しやすい環境をバックアップし、整腸作用があることが以前からわかっており、現在、健康飲料で製品化されているみたいです。
本菌を口の中に停滞させるための口腔ケアサプリメントとか、デンタルリンス、ヨーグルトやら、ガムとの形態で応用され商品化が進むのを期待してます。

